幹部リーダーの教育の仕方
社員教育はいつも悩ましいですよね。
特に未来を担う幹部やリーダーの教育ともなると時間もコストもかかります。
教育に失敗すると会社の将来を左右しかねません。
どのように教育したら良いのか?
幹部やリーダーの素質とは何か?
最初に取り組むべきことは何か?
今朝の気になった言葉
救急車
と
ボランティア
今日は阪神淡路大震災をきっかけに制定された防災とボランティアの日
あの日、棚から落ちてくる子供のおもちゃに尋常じゃない事態になったことはすぐに理解した。
出社はしたものの、情報収集と対応に追われる。
3日後には富山県人会の友人の依頼で貨物車1台分の炭を御影工業高校に搬入した。
改めて自社のBCPを確認しよう。
東京で救急車が居眠り運転が原因で交通事故を起こしたらしい。
報道によると17時間連続で出動していたのだとか。
帰署ごも出動記録などの追われる。
知識と訓練が必要な仕事なので急に人員を増やすことはできない。
我々ができることは、日ごろからの病気の予防(予防医学)と怪我を避けること。
自動車を運転する方はくれぐれも安全運転をしよう。
さて、教育訓練といえば社員教育。
とくに、未来の幹部やリーダーの育成には悩みますよね。
そんな製造業の社長さんからこんな質問が届きました。
【カカトコリのミッション』
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
浄水器を入れたら珈琲の味が激ヤバ!
異常にクリア感が増した
超嬉しい
◆ 幹部リーダーの教育の仕方
【肩書は大切】
製造業の社長さんからこんな質問が届きました。
ここから
20代後半の若手社員の中に将来は幹部になりリーダーを任せたいと思っている社員がいます。
あまり早くから昇進させると増長したり、プレッシャーやストレスからつぶれたりしないかと不安も抱えています。
どのように教育していくと良いでしょうか?
50代 製造業経営 男性
ここまで
素敵な質問をありがとうございます。
いきなり逆質問ですが、組織図はありますか?
組織図があるとしたら、10年後の組織図はありますか?
なぜ、組織図の質問をしたのかと言うと『幹部』『リーダー』の言葉の定義や役割を明確にしてほしいからです。
社員教育は言葉の定義付けから始まります。
単語レベルで定義を共有しないと真のコミュニケーションができません。
たとえば「お金」と言われたらすぐに思い浮かべるのはどんなイメージですか?
と、言いつつ、カカトコリさんの頭の中では、愛用のダンヒルの札入れに入っている福沢諭吉さんを何人か思い浮かべてしまいました(数十人でも数百人でもないところが悔しいww)
あなたはいかがですか?
業務上使う言葉や社内で何気に使っている言葉の定義を中学生にも伝わるように共有しましょう。
なぜ、中学生なのかと言うと、本来、義務教育というのはそのまま社会に出ても大丈夫な人材を育成するために行われるものだからです。
逆に言えば、中学生と共有できないということは、その言葉の定義が伝わりにくかったり、誤解を招きやすかったりするということなので改善しましょう。
ちなみに、中学時代に勉強が足らない人間が高校や大学に行きさらに学ぶ必要があるそうです。
話を戻しましょう。
【肩書が人を作る】
将来の幹部やリーダーだからと言って、日本の社会習慣の中で昇進した後の降格はあまり聞きませんよね。
「これからは実力社会だ」と数十年前から聞いていますが、〇人抜きで役員に抜擢とか、30代で部長昇進とかは聞いても降格人事は聞いたことがありません。
それなりの経営規模になれば、役職と人事等級は別になっていて、基本年収は等級で、役職手当は別扱いになっている場合もありますが、我々中小企業はなかなかそこまで手が回っていないのが現実。
そのあたりが、日本に本当の実力主義が広がらない原因じゃないかと思っています。
そこで、ひとつ提案です。
その若者が本当にリーダー素質をもっているかどうか試してみてはいかがでしょうか?
その前に、御社の場合は「リーダーの素質」とは何なのかを決めておいてくださいね。
ちなみに、カカトコリさんの場合、20代の頃は率先垂範だと思っていましたが、最近は部下の意見を傾聴できて、かつ、経営理念や経営方針と合致するようにチームをまとめることができる人のことだと考えを改めました。
具体的な提案のひとつが委員会活動です。
しかも、期限または委員長の任期が有限な委員会活動。
製造業なら、5S委員会とか、TQC委員会とか、手空き撲滅委員会・・・仕事を離れて、ボランティア委員会、お花見委員会などの宴会の仕切りも良いかもしれませんね。
経営コンサルタントという仕事柄、いろんなタイプのリーダーにおあいします。
率いるチームの規模にもよりますが、先ほどの率先垂範型が合う場合もあるし、部下の意見を次々に採用するタイプがピッタリの場合もあります。
その若者には将来的には組織図の中のどのポジションを期待しているのでしょうか?
肩書と、予算と、権限を明確に伝えることと、10年後の組織図でのポジションを説明することで期待の度合いも伝える必要があると思いませんか?
【教育とは】
教え育むことですよね。
教えても失敗することもあることでしょう。
そんな時にどのように対応しますか?
教えても上手くできないのは教え方に問題があるからです。
もっとも、体験知と言う言葉があるように、人は残念ながら失敗をしないと「教え」が腹落ちしません。
部下を教育することを通じて実は社長自身も成長していくのです。
なので、社員教育を共に育ち、共に成長するということで「社員共育」と表現する企業もあります。
社長も成長しないと企業の成長発展は止まってしまいます。
社員さんに頭を下げながら、一緒に成長し幸福になるんだと全社員の前で宣言することで本気度が伝わります。
是非、若い人に負けないように、ご自身も成長しましょう。
うかうかしていると、その若者に追い出されますよ(笑
参考になりましたでしょうか?
どうなったかも教えてくださいネ
素晴らしい質問をありがとうございました。
いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。
【過去セミナー参加者の声】
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
専門の先生と相談事
良い感じに落ち着きそう
運転免許証の住所変更のため出頭
婦警さんの対応が素晴らしかった
最寄りの大安寺駅からロスタイム無しで帰宅できた
桃太郎線も津山線も基本は1時間に1本なので超ラッキー
本日もお読みいただきありがとうございます
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