経営を継続するなら重要

2023/01/29

悲しく悔しいけど、失敗しないと気づかないんだよね。
経営でやり続けなければならないことに。
単なる金儲けじゃ上手くいかない。
お金は手段や目標出会って目的にはなり得ないからね。
あなたの経営目的、自社の存在意義は何ですか。
社内で共有できていますか？
　
今朝の気になった言葉
　
Dr.コトー　
　
　と　

南極
　
南極と言えば昭和基地
　
昭和基地と言えば、今日は昭和基地の開設記念日
　
1957年の今日、開設されたのだとか
　
そして、『不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス』 (新潮文庫) が強くお薦め。
　
過酷な状況でいかにミッションを完遂するか
　
　
過酷な状況と言えば、ドラマにもなった『Dr.コトー』
　
現在の離島医療は格段に改善されつつあるとは言うものの、厳しいことには変わりない
　
何のために働くのか
　
志を試されているのかも
　
　
志と言えば、起業家の青年から実に興味深い質問が届きました。
　
利益が出過ぎたらどうするか？
　
どんな投資を考えますか？
　
あなたならどうする？

【カカトコリのミッション』
　
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
　
　
本気のウォーキング
　　　
アプリを見ると「自転車移動」になっていた（苦笑
　

◆　経営を継続するなら重要
　

【税理士は】
　
ネット起業家の青年からこんな質問が届きました。
　
ここから
　
予定よりも儲かったので、税理士から「節税のために生命保険に加入しましょう」と勧められています。
自分としては、儲かったのは自分の頑張りなのでアパートからマンションに引っ越そうと考えていました。
カカトコリさんならどのように判断しますか？
　　　　40代　通販サイト運営　男性
　
ここまで
　
素敵な質問をありがとうございます。
　
えぇ～～っと、よくある勘違いと言うか、よく、ビジネスパートナーと打合せをしていても話題になるのですが、税理士は税務の専門家であり、経営の専門家ではありません。
　
もちろん、税理士事務所を経営しているという側面はありますが、資格職で国家に守られていることを考慮すると、我々中小企業の社長の苦悩をどれくらい理解できるのかは悩ましいところじゃないでしょうか。
　
以前、お世話になっていた税理士の先生に「経営に必要だから、〇〇比率と、○○を知りたい」とデーターの提出をお願いしたら、「節税には関係ないよ」と一刀両断されてしまいました。
　
いや、儲けて納税するのは国民の義務でしょ、という声は聞き入れてはもらえませんでした。
　
あなたがお世話になっている税理士の先生がどのような考えの方かは存じ上げませんが、儲かったらすぐに節税と言うステレオタイプの反応はどうなんでしょうね？
　
拙著『小さな会社のオープンルール経営のススメ』（同友館）には、儲かったときのために、利益処分案をあらかじめ決めておきましょう、と書いています。
　
初めて「利益処分案」という言葉を聞いた時には、性格が素直なので「えぇ～～～、汗水たらして儲けた利益を処分するんかぁ」と悲観したものです（笑
　
理想は経営指針書に成文化しておくことなのですが、「儲かったら○○したい」という計画やビジョンは無いのでしょうか？
　
マンションの引っ越しは、個人的な願望。
　
いま、質問しているのはビジネスをさらに成長発展させるための具体的な事業計画や投資計画のことです。
　
ちなみに、ここで言う投資とは保険や株などの金融投資でもなければ、書画骨董のような投資ではなく、ご自身のビジネスへの支出のことです。
　
たとえば、新客を獲得するために、動画広告をネットやマスコミで発信する、5年後に備え人材を募集する、事業の発展のためにセミナーに参加したり優秀な経営コンサルタントの先生と顧問契約をしたりするなどのことです。
　
儲かったら投資する。
　
投資するから儲かる。
　
儲かるから投資する・・・以下繰り返し。
　
　
　
【なぜ起業したの？】
　
ところで、起業の動機と目的は何なんですか？
　
単なるお金儲けですか？
　
世の中に広めたい志は無いのでしょうか？
　
本来、ビジネスと言うものは、困っている人を助け、お礼として金品を頂く行為のことだと思っています。
　
「通販サイト運営」と言うことですが、そのお仕事を通じどんな人のお役に立とうと志していますか？
　
予想以上に利益が出るということは、ほかにも多くの困っている方があなたを必要としているのではないでしょうか？
　
そんな方々を救ってあげようとは思いませんか？
　
40代ですよね？
　
40年後を想像してみて下さい。
　
病院のベッドで横たわっています。
　
貯金通帳には数十億円の残高が記帳されていますが、お見舞いに来てくれる友達も仲間もいません。
　
そんな寂しい人生を希望しますか？
　
隣のベッドの人も同世代。
　
貯金通帳には自分の葬式費用としてためた500万円ほどと、定期的に振り込まれる年金だけが頼り。
　
でも、２～３日おきに、入れ替わり立ち代わり、友人や仲間、仕事関係の人たちが遊びに来てくれます。
　
世の中は経済社会ですから、たしかに、お金はないよりはあった方が良いけど、ほかにも大切なものがあるんじゃないかと思うんだけどなぁ。
　
どんなことで世の中のお役に立ちたいのか。
　
自社（または自分）の存在意義は何か
　
お客様は何を求め、なぜ信頼してくれているのか
　
などなど

本格的に経営の勉強を始めれば良いのに。
　
最優先するべき投資は、経営者の頭への投資です。　
　
ヒト、モノ、カネ、情報などと言いますが、すべては経営者が最終的に決断すること。

経営とは投資の連続です。
　
だから、社長自身、つまり、あなた自身への投資が重要なのです。
　
と

偉そうに言っているけど、まぁ、40代なので、あっちこっちでいっぱい頭を打って気づいてください。カカトコリさんのように。
　
お金が儲かることと、素敵な経営ができることは実は全く別物だからね。
　
参考になりましたでしょうか？
　
素晴らしい質問をありがとうございました。
　
どうなったかも教えてくださいネ
　
いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。

【過去セミナー参加者の声】
　　