広報と告知はゼネラリスト

   

どんなことでお客様の記憶に残りたいですか?
記憶に残らないのは存在しないのと同じ。
記憶に残す一番簡単な方法が接触回数を増やすこと。
定期的に情報発信をし続ける事。
自社の過去、現在、未来、同業他社との違い自社の強みなどを理解している人が適任です。
 
今朝の気になった言葉
 
回転すし
  
 と 
 
大型バイク
 
コロナの影響でバイクを見直す人が増えたとは知っていた。
 
久しぶりに乗ると、青春時代を思い出し、大型バイクに移る人も増えているのだとか。
 
長男の婿入り先のお父さんは、長男の中型バイクに乗ったことをきっかけに大型バイクに移った一人。
 
それを見た、お父さんの友人も大型バイクを引っ張り出してきたのだとか。
 
春のツーリングシーズンに向けて仕掛けている人たちがいる。
 
くれぐれも安全運転で(若い頃ほど体力ないからね
 
 
例の回転すし動画の影響なのか、業態変化に挑戦する回転すしがあるという報道
 
いやいや、前からあるよ。
 
回らないお寿司と回転すしの中間のスタイル
 
安いお寿司がまばらに回っているその中央で板さんがそれなりの金額のお寿司は握ってくれる
 
客単価はランチで3,000円前後が多いかな
 
時々、行くけど、あの回転すしでは満足しない人たちで流行っている感じ
 
まさに、ニッチだね
 
 
さて、本日はネットを使って無料で、告知、広報、宣伝、求人などをしてみたいという少し高齢の社長さんからの質問。
  
告知や広報はベテランが得意、ネット活用は若手が得意
 
あなたならどんな人を担当にしたら良いと思いますか?
 


【カカトコリのミッション』
 
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる

 

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
 
 
日頃は仕掛ける側
   
昨日は仕掛けられてみた

 

◆ 広報と告知はゼネラリスト
 
 
 
【情報発信】
 
情報発信に取り組もうとしている社長さんからこんな質問が届きました。
 
ここから
 
商工会のセミナーで、ネットを使って情報発信すれば、日本全国だけでなく世界中に自社のことを知ってもらえると学びました。しかも、無料でできるなんて驚きです。
ただ、問題は社内で誰が情報発信をするかです。
若い社員の中では、個人でInstagramやTikTokをやっていたり、中堅社員でも個人でTwitterやFacebookをやったりしている社員はいます。
どんな社員が情報発信の担当に向いているのでしょう?
     70代 小売業経営 男性
 
ここまで

素敵な質問をありがとうございます。
 
失礼を承知で言いますが、70代でインターネットの活用方法を学ぶ気持ちがあるとはすばらしい。
尊敬します。
 
ただ、一部、補足が必要みたいですね。
 
たしかに、情報そのものはインターネットを使えば、世界中に無料で届きます。
 
しかし、読まれる事、伝わる事とは何の関係もありません。
 
日本人の人口は約1億2千万人ですが、何人があなたの情報を読むと思いますか?
 
逆に考えてみて下さい。
 
1億2千万人から注文が入ったらさばけますか?
 
さらに、言いますと、発信そのものは日本語ですよね?
 
世界中で日本語を理解できる人が何人いるんでしょうね?
 
この質問をすると、「翻訳ソフトがある」と反問する方が決まって5人はいるのですが、「翻訳する価値がある」と判断しない限り翻訳なんかしません。面倒ですから。
 
世界中相手にしたいなら基本的に英語でしょう。
 
または、フランス語かスペイン語。
 
フランス語やスペイン語は今ほどアメリカの影響が大きくない頃は世界中でぶいぶい言わせていたから。
 
ちなみに、最近でこそ国連の公用語は英語が勢力を伸ばしていますが、50年ほど前はフランス語の方が主に使われていたと50年ほど前に学びました。
 
ちょっと、横道にそれました。
 
ターゲットが使用する言語、使用する語彙で発信しないと伝わりません。
 
いずれにしても、過剰に期待しないようにしてください。
 
どんな人に、何を提供し、どのようになってほしいのかという重大なことを決めておかないとリアルだろうが、ネットだろうが求める成果は出ませんよ。
 
では、セミナーなどの事例になるような企業さんはどんな情報を発信しているのでしょうか?
 
 
 
【告知と広報】

似ている言葉ですが、違いを認識していますか?
 
告知はこれから起こる事
 
広報は過去のことだと思って下さい。
 
そこで、質問ですが、あなたの会社の過去、未来、現在を社内で一番熟知している人は誰ですか?
 
SNSなどのネットツールが使えることと、会社のことを熟知していることは全くの別問題です。
 
ここを間違える社長の多いこと。
 
さらに、自社のブランド戦略や経営方針、営業方針などを的確に把握している人は誰ですか?
 
ターゲットとしている見込み客はどんな人なのか、今後の商品開発や市場拡大の方向はどのような方針なのか、求めている客層はどんなセグメントなのか、場合によっては今後の人事方針や求人方針も絡んでくるのが告知や広報の部門です。
 
会社の命運を分ける可能性があるのが告知や広報なのです。
 
それでも「ノリが良いから」とか「スマホに詳しいから」という理由で人選しますか?
 
自社のブランディングや方針に乖離した情報が発信されたときに責任を取るのは誰なんでしょうね。
 
 
 
【中小企業の実態】
 
大企業なら広報担当の部署があります。
 
中小企業には人的にも経済的にも専門部署を設けるのは敷居が高いですよね。
 
そして、自社のことを誰よりも理解している社長は守備範囲も広範にわたり多忙を極めているのが実態です。
 
忙しいのは重々承知の上での提案です。
 
社長自身が発信するか、社長が話したことを感性の良い若い社員に原稿お越しをしてもらい、内容を確認し発信する。
 
特に、感性の良い若い社員と組むことにより、その社員を教育することもできますよね。
 
そして、今一度考えてほしいことがあります。
 
質問の中でも触れていますが、ネットでの情報発信は基本的に無料。

小売業と言うことで、ローカルエリアのミニコミ誌に広告を出したらいくらかかりますか?
 
発行部数に寄りますが、数万円から数十万円かかりますよね。
 
それが無料でできるとしたら、しかも、好きなタイミングで、やりたいだけ発信できるんですよ。
 
取り組まないという選択はないのではないでしょうか?
 
ただし、大切なので繰り返しますが、実際に発信作業を始める前に、どんなことで見込み客の記憶に残りたいのか、どんな人を客にしたいのかなどの冒頭にしつこいくらい書いている内容を全社的に絞り込み、全社員で共有するようにしてくださいネ。

なぜ、全社員で共有する必要があるのか?
 
電話に出る人、接客する人、仕入れする人など、各々の業務があると思いますが、部署によって対応が変わるような企業が関係者から信頼されるでしょうか?
 
考えていること、目指していること、言っていること、やっていることが前者で共有できている企業はそれだけでお客様は安心するものだと思います。
 
参考になりましたでしょうか?
 
素晴らしい質問をありがとうございました。
 
どうなったかも教えてくださいネ
 
いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。

 

【過去セミナー参加者の声】
  

【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
 
秘密兵器を投入しステーキカレーにしてみた
  
   
焼きすぎて、秘密兵器の良さを実感できんかった(涙
 
商魂たくましく、節分中なのにひなあられ
  
 
新規の仕事先の下見  
   
ジョギングコースの向こう側にある
 
ビジネスパートナーと打合せ 2件
 
 




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