成長する社長成長しない社長

2023/02/27

最近似たような質問や相談があったばかり。
経営の本質は自己責任。
社長の器以上に企業は大きくならないとは言う。
社長の器は人格とか性格以上に、経営手腕を磨くことの方が現実的な気がする。
計画や戦略を磨くと同業者よりも数倍以上、収益性が改善される。
　
今朝の気になった言葉
　
転職
　　
　と　

マラソン
　
昨日は吉備路マラソンに４年ぶりに参加し、見事完走してきました。
と言っても、10キロなんだけどな
　
マラソンといえば、ステイホームの影響で練習不足のランナーが救護のお世話になる事が増えているのだとか。
　
筋肉痛とか、関節痛ならまだしも、心臓の異常発生に至ることもあるのだとか。
　
日頃から準備しておかないと大変なことになるよ。
　
幸いなことに、昨日の大会は無事故でしたけどね。
　
　
最近の若い子は最初から転職を意識し、就活をしているのだとか。
　
スキルやキャリアを就職する前から考えているらしい。

受け入れ先となる企業側も幹部のリーダーシップや社長の経営手腕を問われるんでしょうね。
　
あなたの会社は大丈夫ですか？
　

【カカトコリのミッション』
　
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる

ビジネスの入り口は集客です。

集客のゴールはファン客創り

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
　
　

吉備路マラソンの完走を祝してステーキを焼いた
　　　
「祝」と書こうと思ったんだが難しそうだったのでカタカナにしてみた（笑

◆　成長する社長成長しない社長
　
　
　
【素直に実践】
　
男性起業家さんからこんな質問が届きました。
　
ここから
　
コロナの影響で儲かるはずの本業が上手くいかず、コロナ融資や諸々の頂けるお金も頂きなんとかやりくりしています。
銀行に相談し、リスケにも取り組んでいますが、融資の返済が始まると、どうなるのか不安でたまりません。
というのは、まだ客足が戻ったと言えるような状況ではないからです。
政府や金融機関が次の援助をしてくれないかと待っている状況です。
今後、どうなると思いますか？
　　　　　　　50代　匿名希望経営者　男性
　
ここまで
　
素敵な質問をありがとうございます。
　
率直に言います。
　
この質問の第一印象。

「大丈夫か？」

お金のことではなく、この男性の考え方に、「大丈夫か？」と反応してしまいました。
　
どういうことかと言うと、政府や銀行に依存しすぎていないか？と感じたんですね。
　
たしかに、現状になるには、外部要因の影響を無視することはできません。

それ以上に大切なのがこの男性の内部要因。

外部に頼らなくてもご自身でできることがありませんか？
　
ご自身でできる事というと、たまに「頑張ります」と返事をしてくる経営者さんがいます。

「（アホか）頑張らんでえぇから業績を良くしようよ」と答えます。

あ

（　）　内はこころの声です、気にしないでください。
　
頑張るのは当たり前だし、頑張ってきた成果が今の苦しい状況を招いているんだからそれ以上に頑張ったら二度と蟻地獄から這い上がることができなくなってしまいます。
　
本物の蟻地獄にアリが落ちたところを見たことがありますか？

本当に、アリがもがけばもがくほど、蟻地獄の待っている地獄の底に落ち行くようになっているんです。
　
そんなときには、動かないに限るんだけど、自分の置かれている状況を俯瞰視できないタイプの人は、残念ながらどんどん地獄の底に落ちて行ってしまいます。
　
内部環境と言えば「今日も元気だ、一生懸命働くぞ」みたいに、自分の性格を改善しようと試みたり、自己洗脳を繰り返したりする社長さんもいます。
　
掛け声は立派なのですが、メッセージそのものに気を付けないと、自己否定の要素が入っているので逆に性格が歪んだり、メンタルが違う方向に行っちゃたりしている人も見かけたことがあります。
　
自己啓発自体を否定する気はありませんが、個々の性格や気質に合った方法で取り組んでくださいね。
　
カカトコリさんが言っている「内部要因」と言うのは性格や気質、生き方や考え方のような個人に依存する内容ではありません。
　
経営理念、経営方針、事業戦略、事業計画などの組織全体に影響を及ぼす内部要因のことです。
　
特に、事業計画に直接する事業戦略を見直すだけでも業績が大きく変化します。
　
コロナ対策で、緊急ミニ動画をユーチューブに投稿しています。

その中で「抜本的な事業計画の見直しが必須」という意味の発言をしています。

ここでいう「抜本的な見直し」と言う言葉を具体的に言いましょう。

何を売るのか？
　
ここで言う「売る」とは、目に見える商品そのものは当然として、自社の独自の「ウリ」を何にするかと言うことです。
　
商品によっては、購入後のアフターセールスかもしれません（アフターサービスではありません）
　
在庫の種類かもしれないし、24時間対応かもしれないし、逆に営業時間の短さかもしれません。

次に考えるべきは、営業テリトリーです。
　
簡単に言えば、どのエリアでナンバーワンになるのか、と言うことです。
　
身の丈に合ったエリア設定をしないと、移動経費と移動時間がかさむばかり。
　
自動時間中は接客できないから、売上にも利益にもなりません。
　
なので、エリアの設定は業績に大きく影響するのです。
　
そして次は・・・・
　
詳しく話すと、書籍が10冊近く書けるほど奥行きの深い内容なので、続きは割愛します。
　

【得意なことの積み重ね】
　
事業計画や事業戦略の見直しの話をすると良くあるのが、できるようになりたい事をリストする方がいる。
　
気持ちは解るけど、できない現実を受け入れ、どのようにしたらできるようになるのかを示すのが事業計画だよ。
　
更にある勘違いが、強みや得意と、願望や好きとの混同。

どんなお仕事でも、同業者以上に優れお客様から好評価をいただける事じゃないと貢献できないし、ファン客は創れないよ。

ファン客が生まれないと、いつまでも営業コストや収益性が改善されません。
　
たしかに、商材の中には、お墓やお仏壇、引っ越しや住宅建築のように一生に何度も買わないので同業者より優れているかどうかの判断に悩むお仕事もあります。
　
そんなときの判断基準のひとつとしては、紹介客がどのくらいあるかを参考にしてみましょう。

たとえば、お墓やお仏壇の出番で一番多いのは両親が亡くなった時ですよね。
　
類友の法則と言うのがあるんですが、カカトコリさんの周りでは、ご両親や叔父叔母がなくなる方が増えてきています。
　
60代はそんなお年頃みたいです。

そんな時に紹介されるかどうかが参考になると思いませんか？
　
ということで、外部要因のせいにしていたら、楽ちんかもしれないけど、あなた本人も、あなたの会社も内部要因もチェックしないといつまでも成長も発展もできませんよ。
　
いくつになっても間に合います。

始めるのに遅すぎるということはあり得ません。
　
健闘を祈る
　
参考になりましたでしょうか？

素晴らしい質問をありがとうございました。
　
いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。

【過去セミナー参加者の声】
　　