経営理念のなぜ必要なのか
あなたの会社の経営理念はなに?
多くの中小企業の社長が即答できない。
経営理念がいかに軽んじられているかを物語る。
逆に即答できる会社は良い会社になりつつある。
あなたの会社では経営理念があり全社員に浸透し共有されているだろうか?
経営理念は重要。
今朝の気になった言葉
良い会社
と
ブランディング
ブランディングは伝言ゲームという記事
むしろ、ブランディングできているから伝言ゲームが起こるのでは?
○○と言えば△△
いかに記憶に粘るコピーを創れるか
他社との違いをアピールできるか
だと思うけどな。
良い会社とはどんな会社なのか、今朝の日経に特集記事が組まれていた
(デジタル版)
残念なのが社員目線であること
成長とか、働きがいとか、やりがいとか・・・
経営者目線での良い会社、社会目線での良い会社が抜けていた
良い会社とはどんな会社のことだと思いますか?
良い会社の要素はいくつかあるけど今日は経営理念に関する質問を採り上げます。
中小企業にも経営理念は必要なんでしょうか?
どう思いますか?
【カカトコリのミッション』
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる
ビジネスの入り口は集客です。
集客のゴールはファン客創り
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
昨日のウォーキングのヒトコマ
閑谷緑地公園の入り口で
◆ 経営理念のなぜ必要なのか
【やりがいを引き出す】
製造業の社長さんからの質問が届きました。
社員10人ほどの製造業です。
営業の時に元請けさんから経営理念の質問をされました。
単純に元請けさんから仕事をもらってやってきたので、経営理念なんか考えてみたこともありませんでした。
弊社のような小さな会社でも経営理念は必要なのでしょうか?
60代 製造業経営 男性
素敵な質問をありがとうございます。
製造業の方から良くいただく質問は人手不足と後継者不在です。
経営理念があれば人手不足の問題も、後継者不在のかだいも大筋で解決することが可能だと言われたらどうしますか?
経営理念には大きく分けて3つの要素が必要だと考えています。
自社の事業領域
社会への貢献性
そしてパートナーシップ。
ひとつずつ見ていきましょう。
【事業領域】
事業領域かが決まっていないと、売上ばかりを追いかけるようになり、いずれ経営の目的を見失ってしまいます。
売上の数字に経営判断が狂ってしまい、不得手な分野にも手を出してしまい場合によっては事後処理に翻弄されるようになります。
自社が得意とする領域で勝負しないと、リピートや紹介につながらないので再現性の無いビジネスになってしまいます。
お客様はなぜあなたを選び、何を期待されているんでしょうね?
そして、それはあなたや、あなたの会社でなければできないことなのでしょうか?
ちなみに、ビジネスにおける勝利とはお客様に選ばれ続けることだと思って下さい。
売上や経営規模のような一時的なものはあてにはなりません。
【社会への貢献性】
事業そのものを通じてどんな社会貢献をしていますか?
価値の提供
雇用の創出
納税
エネルギーシフト
少子化対策
等々
企業そのものの存在が社会への貢献になるような経営をしていますか?
自社の売り上げや利益ばかりを考えていたのでは、これから世の中に出てくる若い経営者にお客を奪われてしまうでしょう。
仮に求人できても、今の若い人たちは小学生の頃からSDGSの勉強をしています。
「こんな会社に働きがいを感じない」と退職する可能性があります。
SDGSは環境だけではありません。
働き方や世界平和なども含まれるので自社が協力できることがないかと、いまいちど勉強してみましょう。
【パートナーシップ】
社員さんは当然、下請けさんや外注さん、そのほかお世話になっている方々をどのように考えるか。
つい最近あった事例。
某コンサルタントさんとの雑談。
創業者がバリバリに凄い人で、上意下達で創業者の指示命令に従っていれば業績も好調で経営規模もドンドン大きくなってきたという起業様。
創業者が60代で他界してしまい、後継者はいるのだが、自社をどのように導いて行けばよいのか判断できず迷走しているとのこと。
「だから、経営理念が必要なのよ」とアドバイスしたのだが、当のコンサルタントご自身が経営理念の重要さを理解できていなく勘違いしている。
【目的地はどこ?】
会社はよく、船やバスに喩えられる。
行き先の判らない状態で乗ってみたいと思うだろうか?
何屋なのか?
同業社との違いは何なのか?
仕事を通じどんな社会貢献を志しているのか。
かかわる人たちとどのように仕事をしたいのか。
経営者と言えども悩みごとはあるし、むしろ、良い会社を作ろうとするほど、悩みごとは尽きない。
そんな時に、判断の基準になるのが経営理念。
【自分のことは棚に上げよう】
経営理念を作るときに邪魔になるのが目の前の現実です。
あなたが10人程度の中小企業にも経営理念が必要なのか?と思っていること自体がある意味問題。
小さい会社のままで良いんですか?
より多くの方に貢献しようと思うなら社員さんも増やさなきゃならないですよね。
工場の設備も増やす必要も出てくるんじゃありませんか?
自社だけで対応できなければ、下請けさんや外注さんの協力も必要になる事でしょう。
また、60代と言うことで、次世代の後継者育成も考える必要があるんじゃないですか?
「考えてはいる」
多くの中小企業の社長さんがくちでは言います。
考えているだけで社内や社外のステイクホルダーの皆さんに通じますか?
事例で紹介したように60代で亡くなる方もいます。
そんな時に、残された社員さん達は何を頼りにすればよいのでしょうか?
あなたの考えを、理想を文章化したものが経営理念です。
現実は無視して、自分のことは棚に上げて、目指すべき未来を経営理念で熱く語りましょう。
素晴らしい質問をありがとうございました。
参考になりましたでしょうか?
どうなったかも教えてくださいネ
いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。
最後にこの記事の理解をさらに深めるためのリンクを貼っておきます。
良かったら参考にしてくださいネ
【過去セミナー参加者の声】
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
100キロ歩行の下見を兼ねた特訓
の前に豚汁定食で腹ごしらえ
本番のコースの中で1番きつい上り坂の手前
なんとか、時速5キロ以上をキープできた
本番では60キロ歩いてからの登りなのでどうなる事やら
雨降りの中、傘さし運転の自転車が目の前で派手に転倒
「大丈夫か」と声をかけたものの
傘さし運転をしている時点でアホじゃと思った
写真はイメージです
本日もお読みいただきありがとうございます
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