中小企業のエリアの絞り方

2023/08/17

経営資源も無く、独自性もない中小企業が戦略も無く商圏（エリア）を拡げると疲弊するだけ。
移動中は売上も利益も得ることができないばかりか経費と時間がかかるばかり。
業種により適正な商圏の範囲があることはご存知ですか？
広げ過ぎると倒れやすくなる。
　
今朝の気になった言葉
　
新幹線
　　
　と　
　
ナイター
　
セリーグは早々とタイガースにマジックが点灯してしまいましたね。
　
タイガースファンの皆様、おめでとうございます。
　
ちなみに「ナイター」は和製英語で英語では「ナイトゲーム」と言うそうです。
　
今日は日本で初めてナイトゲームが行われた日。
　
試合開始は20時2分だったそうです。
　
　
台風と大雨の影響で新幹線がずたずたになっていますね。
　
イライラする気持ちは解るけど、駅員さんにあたっても何にも解決しませんよ。
　
週間天気予報を見ながら次回からは早めに手を打ちましょう。
　
　
移動距離が長いと経費も時間もかかるし、トラブルが発生する確率も高まります。
　
それはお仕事でも同じ。

中小企業は経営資源を有効活用するためにもエリアを絞り込みましょう。
　
具体的には・・・
　

【カカトコリのミッション』
　
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大雨の影響なのか？
　　　
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◆　中小企業のエリアの絞り方
　
　
　
【移動費はだれが払うの？】
　
毎月開催しているオンラインセミナー『カカトコリのビジネスのヒント（シルバー）』にこんな質問が届きました。
　
ここから
　
エリア（商圏）を絞りたいと考えていますがどう絞ったらよいのか、よくわからないです。
　　　　50代　設備業経営　女性
　
ここまで
　
設備業は具体的にどんな人をお客様にしているんだろう？
　
というのは、法人相手なのか、個人相手なのかでエリアの絞り方が違ってくるんですね。
　
一般的には、卸１時間、小売り30分と言われています。
（後でも出てくるので覚えておいてくださいね）
　
以前、工事業のクライアントさんをお世話していた時のことです。
　
九州の佐賀県から北陸まで出張していました。
　
工事代金以外に出張費が発生します。
　
その工事の内容は施工できる業者が国内に10社しかいないという特殊な工事なので経費は全て元請けゼネコンさんが負担してくれるそうです。
　
でも、本当の問題はその次にあるのです。
　
留守の間に通常の工事を同業者に奪われてしまわないかと言うこと。

もちろん、留守番部隊はいるのですが留守番部隊のキャパを越えたらどうします？
　
「せっかく仕事を回したのに間に合わないんじゃ、次からはよそへ頼むしかないな」と、元請けのゼネコンさんに思われたらどうなりますか？
　
目先の売上を採るのか、長期的な安定を採るのかどちらが正解でしょう？
　
ちなみに、特殊工事は誰でもができるものじゃないので値崩れはありません。
　
通常の工事は同業社ならできて当たり前の内容なので値崩れもひどいです。
　
あなたならどうしますか？
　
　
　
【ネットの思い込み】

「うちはインターネットで世界に向けて情報発信しているから」
　
とある田舎の整備工場の社長さんが言っていました。
　
たしかに、電気信号はインターネットを介して世界中に届きます。

でも、その電気信号を言語として認識できる人はどのくらいいるのでしょう？
　
また、先ほどの特殊工事ではないですが独自性はどこにあるのでしょう？
　
自動車の整備ができる人は地球上にゴマンといますよね。
　
仮に、その整備士さんが整備した車が世界規模のレースで連戦連勝していたとしても移動経費や自動車の輸送経費はどうなるのでしょう？
　
お客様から見た時のコスパやタイパはどうなんでしょう？
　
ちなみに、格安チケットの2023年8月の相場です
　（すべてエコノミークラスの片道）
　
ヨーロッパ　26万円
南米　15万円
アフリカ　8万円
アメリカ　16万円
　
格安なので途中の乗り継ぎもあるかもしれませんね。
　
独自性と言うのは、お客様に時間と移動費を強いてもそれだけの価値を認めてもらえるかどうかと言うことですよ。
　
もっと身近な例を出しましょう。

自動車で急いで目的地に向かっています。

わざわざユーターンしてでも行きたくなるようなラーメン屋が何軒あるでしょうか？
　
本当に独自性があるのならこの「わざわざ」をお客様が喜んで負担するはずです。
　
逆に言えば、この「わざわざ」に自信がなく、工事業の特殊工事のような強みが無いのならエリアは絞らなければなりません。

なぜなら、移動中は売上や利益が発生しないどころか、移動経費が発生するからです。
　
それだけではありません。
　
働き方改革で実働時間に制限があります。

使える時間を効率よく使うためにもエリアは絞るべきなのです。
　
　
　
【お客様はどんなん人？】
　
エリアを絞る重要性はご理解いただけましたでしょうか？
　
エリアを絞るときには卸一時間、小売り30分と言いましたよね？
　
覚えていますか？
　
そして次に考えてほしいのは「お客様はどんな人か？」です。
　
なぜなら・・・
　
続きは次回、9月20日水曜日の『カカトコリのビジネスのヒント（シルバー）』で成功事例と共により詳しくお伝えしますのでお楽しみに。
　
　

【セミナー概要】

第22回　『カカトコリのビジネスのヒント（シルバー）』

テーマ：『中小企業のエリアの絞り方』
講師：経営コンサルタント　カカトコリ
日時：令和5年9月20日水曜日
　　　19：00～21：00　オンラインセミナー
　　　21：10～22：10　オンライン懇親会（無料）
会場：ズーム
　　　申し込まれた方だけにメールでパスワードをご案内します
定員：20名（早い者勝ち
費用：11,000円（税込み）　懇親会は無料

主な内容
　
◇ エリア（商圏）を絞る重要性
◇ エリア（商圏）の決め方
◇ 見込み客の決め方
◇ 独自性の見つけ方
◇ 戦略的発想の方法
などなど

時間がある限りお伝えします

リクエストや質問も遠慮なくどうぞ
（申し込みフォームから登録できます）

リクエストの無い方の参加はご遠慮いただいております。
　
【申し込み方法】

下記フォームに必要事項を記入の上、送信してくださいませ
⇒　https://ssl.formman.com/form/pc/TQE74bNBeWMcsLQl/

折り返し、振込先をメールでご案内しますので見逃さないでください。
　

【カカトコリのビジネスのヒント（シルバー）とは】

皆様から頂いたリクエストや質問、コンサルする時に事前に知っておいていただきたいことなどを本音でお届けするシークレットセミナーです。

録音や録画はしないし、禁止なので、日頃コンサル現場で感じていることなども忖度することなく、思いっきりアウトプットしますので覚悟してください。

という、本音満載、ぶっちゃけなシークレットセミナーです。
　
最後までお読みいただきありがとうございます。

素晴らしい質問をありがとうございました。

当日、セミナーでご一緒できることを楽しみにしています　