ドンキホーテと経営戦略
2024/07/14
志がでかく行動が無謀なのはドンキホーテのようなもの。
志がでかく行動が現実的なるには経営戦略を身につけなくてはならない。
自分の行動を事業計画書や経営指針書を参考に客観視する必要がある。
戦略無き戦闘を無謀と言う。
成果よりも損失の方が大きくなる。
今朝の気になった言葉
錦鯉
と
バスケットボール
沖縄でバスケットボールのワールドカップが始まりましたね。
中学高校とバスケットボールをしていた自分としては見ないわけにはいかない。
いきなり、驚いたのは岸田総理のティップオフ
簡単そうに見えるけど、まっすぐにボールを投げあげるのは意外に難しい。
そして、ティップオフのボールを採ったチームが先制点を取る確率が高く有利になる。
こんな重要なゲームで素人が・・・と思った。
単なる儀式で安心した。
新潟大学の「新潟大学錦鯉学センター」を開設という記事
世界の富裕層の中でも新潟の錦鯉は有名。
新潟は錦鯉誕生の地なのだとか。
地域の強みを活かし、さらに磨き、世界に向けて発信していく。
実に興味深い取り組み。
実に戦略的に合理的。
富裕層は近所に少ないなら、得意にさらに磨きをかけ世界に向けて展開していく。
中小企業が大手や世界に向けて展開するには何が必要になるでしょう
【カカトコリのミッション』
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる
ビジネスの入り口は集客です。
集客のゴールはファン客創り
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
お気に入りの『ワンピース』のTシャツ
夜ランの前に目がうつろなのはなぜ?(笑
◆ ドンキホーテと経営戦略
【ごめんねドンキホーテ】
ディスカウントショップのドンキホーテの事ではありません。
セルバンテスの名著『ドンキホーテ』の事です。
ドンキホーテで検索してきた人、ごめんね。
【ドンキホーテと言えば】
西洋の騎士がセバスチャンという下僕と一緒に、無謀にも風車に立ち向かっていく物語だと思っていました。
もちろん、風車と言うのは自分の身の丈と言うか、実力に合わない巨大組織のたとえです。
では、なぜドンキホーテは風車に向かっていったのでしょうか?
実は、あるクライアントさんに『ドンキホーテ』を読めと勧めました。
子供向けの童話じゃなく、岩波文庫の大人向けの物を。
巨大組織に個人が挑めばどうなるのかを気づいてほしくて。
さらに、作中で紹介されている『ティラン・ロ・ブラン』(岩波文庫)も読んでほしくて。
個人が巨大組織に挑んで勝てる見込みはあるのか、勝つためにはどうしたら良いのかを読み取ってもらおうと思ったのですがまったく見向きもされませんでした。
コンサルしている時にクライアントさんに個別にお薦めする図書にはかならず理由や目的があります。
経営者さんの時間を無駄遣いさせるような課題は一切出しません。
ついでに言えば、クライアントさんのビジネスのステージによっては趣味の時間に封印をしてもらうこともあります。
お勤めの時と同じような時間の使い方をしていたのではいつまで経ってもビジネスが軌道に乗らないから。
話しを元に戻しましょう。
騎士が風車に戦いを挑む物語だとストーリが判り切っている『ドンキホーテ』がなぜにせかいてきなロングセラーとして読み継がれているのでしょうか?
いろんな読み方があっていいのですが、カカトコリさん的には中小企業経営者の生き方に触れているように思えるのです。
自分の理想の姿がある。
でも、すでに大企業が高いマーケットシェア率を持っている。
どのように市場に打って出れば自分の存在価値を高めることができるのか?
そもそも、大企業に勝つとは、どのような状態を指すのか。
あまり書くと、ネタバレになるので、上記の2作品を読んでみて下さい。
【戦略無き戦闘を無謀と言う】
大手企業がすでに進出しているマーケットに丸腰で挑むのは無謀と言うもの。
あなたの見込み客を全員ユーザーにしたところで報われることはない。
孫子にいわく『敵を知り己を知れば百戦危うからず』と。
自分ができることで、大手企業がやっていないことで、かつ、見込み客が望んでいることは何か?
ニーズがあっても小回りが効かない大手がやっていないことがありませんか?
さらにいえば、大手がやりたくでも図体がデカすぎて対応できないことはありませんか?
見込み客が求めていることで、大手が対応できないことで、あなたが自信をもって提供できることで、見込み客が価値を認めお金を払いたくなるのはどのような条件でしょう?
「え、こんなに良くしてもらって、それだけで良いんですか?」とお客様に言ってもらえるとしたら、どんなことをいくらでていきょうしたときでしょう?
大手がすでに参入しているマーケットに個人事業主が後発で参入し、自分の居場所を作るためには相手の弱点を知り、あなたの得意な長所をぶつけるしかないのです。
【100万円と50万円】
50万円投資し、ホームページを作り情報発信しました。
最初はルンルン気分で儲かりました。
ところが「おっ、儲かりそうなビジネスを見つけた」と大手が潤沢な資金にものを言わせて参入してきた時どうしますか?
100万円かけてコンサルを受け、「ホームページを作ると大手に参入のチャンスを提供するようなものだから、アナログツールで勝負しましょう」とアドバイスを受けました。
ミニコミ誌などの見込み客が目を通すであろう紙媒体に宣伝をしました。
たとえば
『歯医者が教える虫歯にならない歯の磨き方』
先着100名に無料プレゼント
という広告を出したらどうなりますか?
実は、歯磨きだけでは虫歯はまだしも歯周病を完全に予防することは難しい
(らしいとしましょう。)
無料でプレゼントすることで、口腔ケアに興味があり歯周病予防のための定期検診をお薦めしやすいリストを集めることができますよね。
あなたのお仕事でも似たようなことが考えられませんか?
プロには常識でも、お客様が意外に知らないこと。
自分ではあたりまえのことでも、お客様に驚かれる事。
大手の対応に不満を抱えている人を味方にしましょう。
どんなビジネスでも最終的にはエンドユーザーのファン客を多く捕まえて人が勝てるのです
時間はかかるけどね
『ドンキホーテ』のようなロングセラーになるのです。
最後にこの記事の理解をさらに深めるためのリンクを貼っておきます。
良かったら参考にしてくださいネ
【過去セミナー参加者の声】
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
ランチはコロッケカレーで金曜カレーの会活動
ある専門家さんに色々と知らないことを教えてもらった
知らないことや忘れていることは教えてもらった方が間違いがない
ビジネスパートナーと打合せ 3件
日本対ドイツのワールドカップをテレビ観戦
メールマガジンの下書き
夜の金曜カレーの会活動
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