本物のリーダーシップとは

      2023/11/05

『リーダーシップ』というキーワードを軸にした思考実験。
某プロデューサーに送ったサンプル原稿にフィードバックがあった。
丁稚時代に叩き込まれたのと最近のリーダーシップには大きな違いがある。
試しに約1300年前に中国で書かれたリーダー論も研究してみた。

本物のリーダーシップとはなんだろう?
 
今朝の気になった言葉
 
バスケ
  
 と 
 
手話
 
神戸市の猿回しをする会社が秋田市の聴覚支援学校を訪問したという報道。
 
最近、毎週火曜日にはNHKの『しずかちゃんとパパ』とい聾唖のパパと娘のドラマを見ている。
 
その前に、音楽の仕事をしている友人が手話の資格を取ったことも手話に興味が生まれたきっかけ。
 
前職では聾唖のお客様もいた。
 
「手話ができると、会話の幅が広がる」とその友人曰く。

同じことをしたら猿真似と言われるので、英語を学び直しているけどな(笑
 
 
バスケットボールのワールドカップ
 
日曜日の劇的な逆転勝利を見落としてしまった(激涙
 
なので、今日は今から寝て放送を見逃さないようにしなきゃ
 
って、放送は午後8時からなんじゃけどな(笑
 
夢のような勝利の後、キャプテンやコーチはどんなスピーチを選手にしたんだろう?
 
こんな時のリーダーシップはチームの覇気に大きく影響をする
 
 
ということで、今日のキーワードはリーダーシップ
 
周囲の人から協力してもらえるリーダーはどんなことに気を付けていると思いますか?

 

【カカトコリのミッション』
 
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる


ビジネスの入り口は集客です。

集客のゴールはファン客創り

集客を入り口とした経営コンサルタント。

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多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。

できるリーダーは科学的・客観的根拠を示す
  
まぁ、感情的になっている人の心を開くのは大変だけどな
だから日頃から良い関係を構築するんだよ
そのためには・・・本文に続く

 

◆ 本物のリーダーシップとは

 

【真剣に考えてみた】

と言っても4時間ほど
 
しかも、顕在意識ではなく潜在意識に投げてみた

特に今回は、会社などある程度既存の組織体系がある場合のリーダーシップと、同好会のようなフラットな組織で自然発生的に生まれるリーダーシップ。

たとえば、経済団体や自治会のような本来、構成員が一律な関係であるような組織でもリーダーを必要とし、どんな人がリーダーに相応しいのか、逆にふさわしくない人はどんなタイプなのかというアプローチを試みてみた。
 
最大のきっかけは、20代から30代にかけて習ったリーダーシップと、最近のリーダーシップの違いだけじゃなく、ある中国古典に出てくるリーダーシップの違いに触れたこと。
 
20代から30代の頃に習ったリーダーシップの最大の特徴をひとことで表現するなら『率先垂範』
 
他の表現をするなら『指揮官先頭』というリーダーシップ。

ところが、最近気づいた。

『率先垂範』では限界があることに。

体力、気力、精神力は加齢とともに弱くなる。
 
いつまでもできるもんじゃない。

しかも、時代の変化に対応しきれなくなる。

また、色々な会合に参加していて今までに自分が抱いていたのとは違うリーダーシップ像を見かけることも増えてきた。

そんな、悶々とした疑問を持ちつつ、色々と研究している時に出会ったのが中国の皇帝の為のリーダーシップのテキストと言われている『貞観政要』
 
手元にある講談社学術文庫版の帯には「徳川家康も明治天皇も読んだ」とある。
 
そこでまた疑問が深まった。

徳川家康や明治天皇が本当に『率先垂範』や『指揮官先頭』をやったのだろうかと。

徳川家康は三河の弱小大名からのスタートだから初期の頃はやったかもしれないが、大将を取られたらおしまいなのでどうも怪しい。
 
本人とは名刺交換もしていなければ、SNSでつながっていないので今更インタビューすることもできない。
 
明治天皇も同じ。
 
いくつかの歴史書も読んでみたが、疑問に答えるような筆致に出会ったことが無い。
 
どうも怪しい。

 

【帝国陸軍が原因か?】
 
ここからは全くの私見であり偏見
 
まず、前提条件
 
人はどんなインプット(情報や知識)も自分の都合のいいようにしか咀嚼しない
 
たとえば、カカトコリさんが提唱している『売れるからくり』の入り口はSNSやブログなどの無料で使える無料ネットツールからアナログのマスコミ広告など、ありとあらゆる告知広報ツールを全部使うのが正しいやり方なのだが、数十万円の予算でできる新聞広告すら使おうとせず、「無料のツールでそんなに集客できるんだ」と勝手に自分の都合に良いところしか記憶しない。
 
しかも、連続で更新し続けなければ威力を発揮しないにもかかわらず、ヒマな時にしか更新しなかったり、更新を続けたとしても一週間とか10日とかしか続かずすぐにネタ切れさせてしまう。
 
ネタ切れさせない方法まで教えているにもかかわらず。
 
そして、結果が出ないと自分の努力不足を棚に上げて、自分にとって都合のいい選択をし続ける。

知らんがな(笑
 
本題に戻ろう。
 
基本公式は
 
エネルギー=質×量の二乗

先ほどの例で言えば
 
ブログの威力=コンテンツの質×更新の量の二乗

10日しか更新しない人に比べて、一か月更新する人の量は3倍でしょ?
 
質が同じなら威力は自乗比なので9倍になる

10日の人と一年間365の人との差は36.5の自乗比なので、約1300倍

だから更新しろと言うんだ。

明治維新と言う激動の時代には質の良い人、坂本龍馬や久坂玄瑞などが次々と無念の死を遂げた。

歴史に名を遺していなくても、幕府や諸藩の高級官僚もまた同じ。
 
残ったのは、量で優った討幕派。

もちろん、討幕派の中にも西郷隆盛を筆頭に優れた人たちもいた。
 
ところが、明治政府の基本運営方針は急遽欧米から即席輸入してきた多数決。

いくら素晴らしい提案でも、理解できない人の方が多いから多数決では負けてしまう。
 
たとえば、西郷隆盛の征韓論も根底にあるのは防共と反植民地政策なのだが、アジアやアフリカで植民地政策をし反映してきた欧米を見てきた人たちの度肝を抜かれ本質を見失った人たちの意見に抹殺されてしまう。
 
自分の意見が採用されないことにキレたわがまま西郷は勝手に薩摩に帰る。

西郷をしたって集まってきた連中の量は少ないが熱いエネルギーを危険視した明治政府が鎮圧に乗り出したのが西南戦争。

西南戦争然り、戊辰戦争然り、質は高いが量に劣るので優秀な人々が露と消えた。

戦略を理解応用したり、長期ビジョンを掲げたりすることができない人や、もしできたとしてもごくわずかしか残っていない。
 
そして、歴史は日清日露戦争へと続いて行く
 
日清戦争では兵器や戦術の近代化に遅れている清に対し、かろうじて近代化した初心者マークの帝国陸軍の戦い。
 
勝てない方がおかしい。

しかし、勝ちに浮かれ勝利の原因を追究しないまま中途半端な増強で挑んだのが日露戦争。
 
質も量も圧倒的に有利なロシア軍。

この戦争に負けたら国力の現実を考えると後がない日本軍。

兵力も兵器もこのころからすでに補充は不十分だった。

ところがロシアのクロパトキンの失策にも助けられ勝ってしまう。

次の仮想敵国は、当時、鉄道の普及に伴い鉄鋼業で莫大な富を蓄積しているまさに飛ぶ鳥を落とす勢いのアメリカ。

こんどこそ、戦う前から勝てる見込みはない。

中国だけならまだしも、ロシアにも勝ってしまった日本はそれまで欧米列強が甘い汁を吸い続けていたアジアへの進出を企み、八紘一宇のスローガンを掲げている。

ここで、出る杭を打っておかないとアングロサクソンの繁栄が停まってしまう。

なんとか、日本を窮地に陥れ、窮鼠猫を噛む状態にし喧嘩に持ち込み方法がないだろうかと仕掛けられた罠がABCD包囲網。

ここでまた足を引っ張ってくれるのが多数決。

しかも科学的根拠のある戦争反対派と、感情的かつ抽象論でしかない戦争賛成派の多数決。

あなたも日本史の授業で習ったよね?
 
昭和初期の一時期、総理大臣のなり手がいなかった時期があったことを。

質の良い人たちは、戦争になれば負けるのは解っていたし、責任を取る、文字通りの腹切りがイヤだから総理にならない。
 
残りの人たちで多数決を取ればどうなる?
 

ここで、基本公式に戻るよ

エネルギー=質×量の二乗
 
科学的視点に基づく合理的な意見と、神国日本に代表される抽象的感情論の戦い

多いのは科学的視点を理解できない感情論の人たち
 
自分の主義主張のエビデンスに自信がないからとにかく頑張ればなんとかなる、勝てると蒙古襲来の神風を出してくる(単なる台風の襲来だったなどと諸説ある
 
そして非紳士的なポツダム宣言の受諾にいたることは、日本人であれば、うぶ子這う子まで皆が知っていなければならないこと。

戦争責任の追及という一方的な東京裁判で敗戦後の日本の復興のシンボルともなるべき方々を闇に葬ったのも子々孫々に至るまで伝えていかなければならないこと。

つまり、明治維新と太平洋戦争と言う歴史的な転換点において立場上、優秀なリーダーを次々に失ってしまった。
 
そして、残ったのは、頑張れば神国日本には神風が吹くと信じている「頑張り屋」の人たち。

もちろん、成果を出すためには頑張る必要はあるんだけど、科学的根拠はあるんですか?と、問いたい。

という、大まかな流れは理解できたでしょうか?

興味がある人は自分でも勉強してみてね。

 

【本物のリーダーシップとは】

えぇ加減長いので相当割愛する(疲れた

本物のリーダーシップとは、頑張ることではなく、協力をお願いできる事
 
では、宿題です
 
協力をお願いし、行動してもらうためには何が必要でしょうか?

入り口は傾聴です。

何を目的とし、傾聴する必要があるでしょう?
 
日頃から心がけておくことは何だと思いますか?

ここにたどり着くまでに30年近くかかりました。

 

最後にこの記事の理解をさらに深めるためのリンクを貼っておきます。
良かったら参考にしてくださいネ

【過去セミナー参加者の声】
  

【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
 
書くことによって考えがまとまる
と、最近のセミナーで学んだので、早速、某プロデューサーさんからのフィードバックの思考実験。
が、書いている途中で脳みそがフリーズしてしまい、寝落ちの爆睡。
からの午前2時起きからの2時間睡眠からの朝ドラ『らんまん』で時差ボケになりそう ⇒ いまここ
そしてブログ更新からの熟睡予定
 
夏休みに読了した本のまとめのノート3冊分  
理想はインプットしてから72時間以内の学び直し
 
リハビリ
  
痛みはかなり和らいできた
 
ご近所のランニング仲間とバッタリ
アドバイスを求められてしまった
靴があっていない気がする
有名メーカーだから良いというわけじゃない奥の深い世界
 
チャットコンサル 2件
マイクを握ることはチャンスになる
儂なんか、マイク握ったら制限が無ければ何時間でも話し続けるけどなぁ(笑
過去と未来の見える化
言葉で伝わりにくいことは図表にすれば伝わることがある。
 

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