社員と相談し成果を出そう
2024/04/11
社員は社長の下僕だと思っていた。
ある事件が起きるまでは。
パートナーだと教わったけどパートナーなんかじゃない。
支持者でありつっかえ棒でもある。
つっかえ棒が無くなったらどうなる?
度重なる事件を一緒に乗り越えてきた掛け替えのない仲間。
今朝の気になった言葉
生産性
と
朝ドラ
『らんまん』が最終回を迎え寂しい
と、思っていたら『虎に翼』という来春から放送予定の朝ドラの撮影が始まった。
『らんまん』では広末涼子さんの件がどうなるかと心配した。
大河や朝ドラって大変な世界じゃ
生産性の気になった記事
日経より引用
国内総生産(GDP)を就業者数で割った1人あたりの「名目労働生産性」は96年を100とすると2021年に101.6だった。
米国は241.0、英国は200.3と2倍以上に膨らんでいる。
ここまで
たまにクライアントさんいうことがある
頑張らなくて良いから成果を出せ、と。
前年度比で2倍以上の成果を出そうと思うと頑張りだけではどうにもならない。
根本的な改革のための知恵を集める必要がある。
全社的な叡智と頑張りが掛け合わさった時、はじめて生産性が上がる。
どうすれば、全社的な叡智を結集することができるのか
きょうはそんなお話です
生産性を上げたい方だけ続きをお読み下さい
【カカトコリのミッション』
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる
ビジネスの入り口は集客です。
集客のゴールはファン客創り
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
昨夜は大好きな『魔改造の夜』
Sニーの躍進は自由な発想と叡智の集結なんじゃろうな
ニャークマンの優勝おめでとうございます
毎回、泣くんだよね、この番組
◆ 社員と相談し成果を出そう
【社員は下僕じゃない】
社長は全責任を負うわけだから、かわりに全権を持っていなければ釣り合わないよなぁと思っていた。
つまり、社員は社長の指示命令には絶対に服従する下僕のようなものなんだと思っていた。
ところが、経営規模が大きくなり、社員が増えるにつれその考えが全くもって非現実的なことだと解るようになった。
指示命令したり、方針を示したりしても目の前に見えるのは伝票を集計した数字だけ。
たとえば、その売上は「お願いします」と言われての売上なのか、客先に頼み込んだり、接待攻勢をかけたりしての売上なのかは数字には書いていない。
エリアも中国地方東部だけだったのが、近畿、四国、中国、九州と広がり、社員の出張も増えてきたらある程度は権限を持たせないと現場での商談にも支障をきたすことが増えてきた。
どのように考えたら良いんだろう?
どのように教育したら良いんだろう?
ほかにもタイミングよく(?)ほかの事案も発生していた。
悩んでも仕方のないことを当時は知らないから悩み続け、気がついたら軽い胃潰瘍になっていた。
どうしたら自分の考えや方針を共有することができるのか?
【社員を採用したのは誰?】
いまから思えば、自分でセレクトしたかどうかは別にして、社員を信頼していなかったし、社員さん達のことを知ろうとすらしていなかった。
家族構成や趣味、どのような思いで仕事をしているのか、不満や不便な点は無いか、改善してほしいところは無いかなどなど。
とうぜん、性格も把握できていなければ、長所や強みも知らない。
適材適所なんか関係なく、会社の都合で採用した人間を配置している状態。
向き不向きなんか関係なく、教えれば誰でも自分と同じようにできるもんだという思い込み。
信頼できていないから、本音のコミュニケーションもできない。
当時、辞めていく社員にはよく言われていた。
「社長はどこに行きたいんですか(怒)」
というか、質問されても答えを持っていなかった。
ビジョンも無ければ長期計画も無かったから。
そんな時、ある事件が起きた。
【現場を一番知っているのは誰?】
その事件とは・・・
仕事中にお風呂?
お風呂に入っていたのは、人間じゃなかった。
工場のスタッフが「お風呂休憩」とか言いながら事務所に上がってきてコーヒー飲んで休憩していた。
「お風呂?」と不思議に思ってよくよく聞いてみると、作業マニュアルに無い工程を作っている。
しかも製品の強度に影響がある手順になんの相談もなく。
マニュアルでは溶接後は空冷になっている工程を水冷に変更し、その工程を「お風呂」と称している。
いわく
「この方が早く冷却できるし、強度も問題ありません」と。
実際に強度を計測してみると強すぎるくらいの強度になっている。
気になった酸化問題も後工程を工夫することで解決していた。
「何か問題でも?」
「いや」
その事件以来、特急品が入らない限り工程管理は任せることにした。
【会社のことを一番知っているのは誰?】
お風呂事件の影響はそれだけでは終わらなかった。
現場(工場)の現実を知っているのは現場(工場)で毎日汗を流している社員さん達。
ということは会社のことを一番知っていなければならないのは社長だよな。
会社の過去、会社の現状、そして会社とそこで一緒に仕事をしている社員さんの将来。
たしかに、労使という関係にあり、完璧に壁をなくすことはできないけど、壁を低くしたり薄くしたりすることならできるんじゃないだろうか?
ならば、会社のことを一番知っている社長が会社や自分も含め社員さん達の将来の幸せを一緒に考えても良いんじゃないだろうか?
なにから始めよう?
色々と考えすぐに取り組んだのが、毎月の月次試算表の公開と共有。
なぜなら、現実と理想の間にあるギャップを認識してもらわないとアイディアも出てこないから。
【お客様のことを一番知っているのは誰?】
同じように考え、営業部をメインに進めたのが、顧客管理台帳の整備。
実はこの台帳には、売上や利益などの経理・財務情報は全く記載していない。
その代わり、ペット名前やゴルフの腕前、休日の過ごし方、好きなタレントやよく見るテレビなどの雑談ネタが蓄積されている。
お客様も基本的に中小企業。
単なる数字だけのドライなお付き合いじゃなく、心のこもった接客をするために。
【社員さんは掛け替えのないパートナー】
そんな取り組みが始まった10年後に次の事件が突然やってきた。
おっと
出動の時間じゃ。
機会があれば、またいつかお話しましょう。
ゴールは100キロ先事件(? 気分で事件名が変わるかも 笑)
最後にこの記事の理解をさらに深めるためのリンクを貼っておきます。
良かったら参考にしてくださいネ
【過去セミナー参加者の声】
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
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全ては今宵の酒のため(爆
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麻酔が切れたら痛み出したので、手持ちの痛み止めで対応
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