全社一丸は弱い会社になる

   

全社一丸を強い組織の代名詞のように思い込んでいませんか?
多様性を求められる時代に、全員が同じ価値観で動いていたら想定外の出来事に対応できますか。
どんな時も臨機法変な対応が可能な組織が強い組織。
強いチームを作るために日ごろから何をしますか?
 
今朝の気になった言葉
 
わんこそば
  
 と 
 
宗像大社
 
福岡の宗像大社は大好きな神社のひとつ。
 
古神道の時代から連綿と続く由緒ある神社。

ところが、寄付版を拝見していると「ドル」とか明らかに外国人と判るカタカナが散見される。
 
あるインフルエンサーの影響だと思うよ。
 
すでに故人になられているけど、現在でもその方の名前を冠した会合が毎月定期的に宗像大社で行われている。

お詣りの際にはぜひ寄付名簿を見てみましょう。

昨日は宗像大社らしい「みあれ祭り」が行われたのだとか。
 
 
岩手と言えば冷麺とわんこそば

初めてのわんこそば早食い競争が行われた。

その名も「わんこそば世界大会」
 
当然、記録は自動的に世界最高記録だからギネスブックに申請するんだろうか?
 
ついでに、ミシュランガイドにも登録申請します?
 
海外にも向けて情報発信するチャンス。
 
企画チームに思いつく人がいないかなぁ
 
 
チームと言えば、40代の経営者さんから、強いチーム、強靭な組織にするための質問が届きました。
 
あなたならどんなことをしますか?


【カカトコリのミッション』
 
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる


ビジネスの入り口は集客です。

集客のゴールはファン客創り

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。


毎月、1日は遡日参りの日
  
と、言いつつ、未明からの体調不良で自宅療養(すでに復活)
予感がしたわけじゃないけど、全日にお詣りした写真です。
近いから毎日でもいけるんだけどな(笑

 

◆ 全社一丸は弱い会社になる
 

【社長は完璧か?】
 
毎月開催している売上創造塾の参加者さんからこんな質問が届きました。
 
ここから
 
社員20名ほどの工事業です。
先代から事業を引き継ぎ社長になり5年ほどの3代目です。
全社一丸となり、業績を伸ばしたいと考えています。
なにかコツのようなものがありますか?
    40代 工事業経営 男性
 
ここまで
 
素晴らしい質問をありがとうございます。
 
40代の社長ですか、気力も体力もエネルギーに満ち溢れているし、それなりに人生経験も積んできて脂ののったうらやましいくらいの気持ちです。
 
「全社一丸」ってすごく結束しているイメージがありますが、2つの面で危うい組織だと思います。

2つとは内面と外面です。
 
内面の危うさを代表する言葉が面従腹背。

事業を引き継いで5年と言うことは、まだ先代が雇用した社員さんもいる事でしょうし、あなたの代になって採用した社員さんもいるのかな?
 
また、先代は今はどうされているんでしょう?
 
会長として残っているんですかね?
 
人間の性として、三人集まれば派閥ができると言われています。
 
目的や目標は同じでも考えている手段が違うのはよくあること。
 
また、社員さんの中にもいろんなタイプがいて、先代の頃の遺伝子を引き継いでいる人もいれば、代が変わったら対応できる人もいるでしょうし、あなたの代になり入社した社員さんもいると、むしろばらばらだと考える方が自然ではありませんか?

ばらばらと聞くと、トップリーダーである社長としては不安に感じるかもしれませんが、逆にその方が強いのです。
 
なぜ、強いのかというと、流行りの言葉を使うなら多様性を発揮できる組織だからです。

この多様性が、外部に向けては臨機応変な対応ができる強い組織には欠かせないのです。

たとえば、野球チームを考えてみましょう。

みんなが、ピッチャーをしたいと言ったらどうなりますか?
 
打順は4番希望者ばかりだったらどうなりますか?
 
野球チームになりませんよね。

いろんな好みや価値観の人がいるからチームを形成できます。
 
そして、各々のポジションや打順に求められる役をこなすから強いチームになるんですよね?

もし、全社一丸というのであれば、目的や話し合いで決めた目標に対しての全社一丸であれば無理ではないでしょうがむしろ、柔よく剛を制すという言葉があるように、臨機応変、変幻自在のカメレオンのような組織を目指されたらいかがでしょうか?
 
そのためにはどうしたら良いと思いますか?


 
【個性尊重と適材適所】
 
入社試験の時にはお互いに猫をかぶっていますよね?(笑
 
なので、改めて個人面談してみてはいかがでしょうか?
 
一期一会という言葉は、普通は人のご縁は次があるという保証はどこにもないから出会いを大切にしよう、という意味ですが、人との出会いの中には、その人の中の今まで知らなかった一面を知ることも含まれていると考えたらどうでしょう?
 
強面のおじさんが実は休日はピンクのエプロンを付けてスイーツ作りに専念していたり、見るからにスリムなお嬢さんが実はパワービルダーだったりと、社員さんの意外な一面を知ることができて楽しいです。
 
会社側が勝手に期待していること以外にその人の好きなことや得意なことが次の事業のヒントになるかもしれません。

また、逆に社員さんの方も入社して3年以上あれば配置転換を希望しているかもしれないし、何かのアイディアを持っていたり、改善要望を考えたりしているかもしれません。
 
あるクライアントさんで社員さんが何気に発したひとつの単語がきっかけになり、前年対比で340パーセントとうい売上を出したことがあります。
 
『事件は現場で起きている』という有名な映画の台詞がありますが、現場の声にも耳を傾けてみましょう。
 
そして、人の企業も成長しますし置かれている環境も変化します。
 
社長というお仕事がいかに多忙化は存じ上げています。
 
そこであえて言いますが、個人面談は定期的に実施するようにするとコミュニケーションの活発な風通しの良い職場環境を創ることができます。

会社の成長発展、働く人たちの幸福のためにも個人面談は強くお薦め。
 


【プロジェクト活動】

理想は新入社員が企画するお花見。

通常の業務は通常の組織の枠の中で行われ、どうしても先輩や役職への忖度や遠慮が入るもの。
 
忖度や遠慮を払しょくしないと本当の本音のコミュニケーションは始まりません。

そこで、社歴や年齢よりも役職の方の優先順位が強いのだという社内ルールを作り、実感してもらうためにプロジェクトチームを作る。

今までの歴史や社風と言いう既成概念が生まれないうちに実体験してもらおうと思えば、新入社員にお花見や社員旅行を企画させるのもひとつの方法。
 
自分より人生も仕事も先輩の方々や役職者、場合によっては取締役どころか社長まで使いこなすためにはどうしたら良いかを考え実践するチャンス。

ビジネス上のプロジェクトを任せる前段階としてどうでしょう?
 
抽象的で机上論の新人研修や、予算を抑えた出来合いのセミナーなどに参加するよりも余ほどコスパが良いと思うよ。長期的には。
 
新人だけで任せるのが不安なら、新人の下に中間管理職をバディとして付けても良い。

全社一丸の前に、コミュニケーションが活発にできる社風を作ることをお薦めします。

コミュニケーションが活発になれば、100パーセントは無理でも、そこそこの全社一丸ならできるはず。

参考までに。

素晴らしい質問をありがとうございました。

また、いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。
 
どうなったかも教えて下さいね。


最後にこの記事の理解をさらに深めるためのリンクを貼っておきます。
良かったら参考にしてくださいネ

【過去セミナー参加者の声】
  
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
 
体調不良でもお腹は空く
  
お昼は軽くお蕎麦など
 
体調不良でもお腹は空く
  
三時のおやつはビスコの初めての味
塩味が効いていておいしかった
 
ゴルフの日本女子オープンがすごく良い試合内容で感動した
トッププロのメンタルは凄い
 
体調不良でもお腹は空く
  
復活し、晩御飯を食べようとしたらご飯じゃなくお米だった件(涙
 
クライアントさんから嬉しい報告が届く
自分の事のように嬉しい
まぁ、伝えたことを素直に実践してくれるクライアントさんの努力の賜物なんだけどな
 

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⇒ チームビルディング 




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